対話からはじまるデザイン。
8月27日(水)、アキナイ・マナビバの第3回目。「対話からはじまるデザイン。」というテーマで、商品のデザインに関する勉強会を開催いたしました。
今回のゲスト講師は、京築里山商会のシンボルマークも手がけてくださった北九州市在住のグラフィックデザイナー、カワノデザインスタジオの河野靖弘さん。
今回は、まずは河野さんの仕事紹介から始まり、デザイナーが依頼者との会話など得られた情報の中から、どのようにしてデザインコンセプトを見いだし、カタチにしていくのか、いくつかの実例をご紹介いただき、その後、参加事業者全員に商品プレゼンをしていただきました。
商品プレゼンのあとは、毎度のように、試食をしながらの意見交換タイム。
参加事業者の商品をひとつひとつ取り上げ、河野さんを中心に、全員であれやこれやと話しながら、そんな会話の中から、デザインにつながるヒントを見つけ出していく。
事業者にとっては、既成概念を越え突拍子もないことでも、実は消費者のツボにはまるようなことであったり、つい情報を盛り込みすぎてしまいがちなラベルも、お客さま視点で、ほんとうに訴求すべき商品の売り文句に絞り込んでみたり・・・対話の中から事業者も新たに気づき、デザイナーはそれをデザインスキルで後押しする・・・そんな共同作業で商品が出来ていくことを、参加者のみなさまには実感いただけたのではないかと思います。
京築里山商会では、これからいよいよ、この生産者・事業者とデザイナー、プランナー、マーケターなどとの対話を個別にコーディネートし、また、時にはワーキンググループを創り、商品のリデザインや新商品開発、販路開拓をひとつひとつ行っていきます。
どうぞ今後の動きにご注目いただければと思います。
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